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過去に開催したイベントのアーカイブ

洋画家 佐野繁次郎が手掛けた装幀本を展示致します。
大阪船場で生まれた佐野は、佐伯祐三と出会ったことで画家になったと知られ、
フランスにも渡り、エスプリの効いた独特の手書き文字のスタイルで、
インパクトある数多くの広告や、傑作装幀を生み出しました。
その仕事は 花森安治らにも深く影響を与えたと言われています。
この展示は、林哲夫 氏(画家)と、西村義孝 氏(コレクター) 両氏の蒐集によるもので
佐野が1950〜60年代に表紙を手がけた、銀座 百店会の広報誌『銀座百点』をはじめ
横光利一や源氏鶏太の著作の装幀に、布や紙によるコラージュや素描で、
ひと目で佐野の作品だと解る、佐野独特な作風の装幀世界をお楽しみ下さい。

会 期

期 日:2008/11/1(土)〜3(月)、8(土)〜10(月)、15(土)〜16(日)
時 間:13時〜19時までご覧頂けます
※1日、8日、15日の土曜日は、19時から23時まで『サノシゲBar』を開店

会 場

アトリエ箱庭
大阪市中央区北浜1-2-3-301(Map
※北浜駅京阪30番出口を出て、土佐堀通り沿いに東(出口を背に右)へ、
 ガソリンスタンドENEOSを越え大橋クリニック角を南(右)へ曲がった2軒目、豊島ビル3階

イベント

『佐野繁次郎 と芝川照吉』 林哲夫氏トークショウ

若き日の佐野繁次郎が親代わりに慕った
芝川照吉(1871-1923)との交流の背景を、
画家・林哲夫さんに講演していただきます。

期日:11/3(祝) 
時間:14:00開演 
料金:前売り\1,000、当日¥1,200(ワンドリンク付)
会場:芝川ビル モダンテラス  
予約・お問い合わせ先: メール[mail

芝川照吉の生家は、大阪北堀江の茶屋「木谷楼」で、
文楽の5世竹本弥太夫の子として生まれました。
後に明治から大正にかけて毛織物貿易で巨富を築き“羅紗王”とよばれた芝川商店の養子となり、
実業家でありながら、近代日本美術におけるパトロンの先がけとなった人物です。
草土社グループの岸田劉生、青木繁、坂本繁二郎の画家や工芸家達との交流を楽しみ
惜しみなく援助を続け、膨大なコレクションをつくり上げました。
芝川ビルにも縁深いお話が聞けるかと思われます。 ぜひ足をお運び下さい。

販売物

○林哲夫デザイン、サノシゲ・ポスター ¥1,500

poster

※箱庭、トークショウ会場にて販売しております。
また、郵送(送料別途)でも販売いたします。
ご希望の方はmailまで、お問い合せください。

 

佐野 繁次郎(さの しげじろう)

洋画家。1900年 〜1987年。
大阪市船場の筆墨商の家に生まれる。信濃橋洋画研究所に学び二科展に出品。
昭和初期より横光利一の「寝園」の挿画や著作の装幀、挿画をはじめとして多数手掛ける。
1937年に渡仏しアンリ・マティスに師事、ホアン・ミロとも交流する。
戦後は二紀会の創設に参加。パピリオ化粧品の重役としても活躍し、パッケージデザインも手掛けた。
その文字が洒落た字体と色彩によるもので、大変な人気商品となる。
また横光利一の装釘をはじめ、辻静雄『パリの料亭』など 様々な装釘を手掛けた。
1951年に再渡仏し、金山康喜、田淵安一と交流。
1952年『SANO』ピエール・デカルグ著(オルファ出版) 1953年日本に帰国。
1955年、『銀座百点』創刊号から1969年までの表紙を手掛ける。
その後も洋画家、装幀画家として活動しながら 1987年死去。